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部員ナカムラタカシです。ぼくのやまがたは「菊を食べてしまう国」です。
いま西蔵王の畑に来ています。秋の西蔵王は、気もちよく、最高です。ぼくが今いる畑は、秋の収穫の最中で、チンゲンサイやサラダ菜、にんじんなどを採りました。そんななか、終盤を迎えているのが、「菊」の収穫です。山形では有名な「もってのほか」という菊。山形の秋の名物です。もってのほか、は、写真のような黄色のもののほかに、紫色しているものもあります。もぎとった感触も、黄色と紫色のものとではちょっと違います。

もぎ取った花は、きれいに洗って、おひたしにして食べます。沸騰したお湯にちょっとだけお酢を入れて、そこに菊の花を入れます。軽いから、浮きます。それを数分かき混ぜたりしながら茹でるのです。茹でた菊をざるにあけて水で冷やし、ギュッとしぼってできあがりです。ポン酢などをかけていただきます。花の香りと甘さと、しゃきしゃきとした歯ごたえが感じられます。

この味、子どものころはぜんぜん好きじゃなかったけど、いまはとても好き。色づいて花を咲かせた菊の収穫と、料理と、酒を飲みながら食べることは、山形の秋の愉しみのひとつです。